牛島の藤で藤うどんを購入(高血圧や生活習慣病に効果あり!?)

埼玉県の藤の名所・牛島の藤で満開の藤を見てきました。以前から一度は来てみたかった場所です。入場料は大人一人1,000円。駐車場は無料。平日ということもあり余裕で停めることができました。入口でパンフレットを受け取り園内に入ると、藤棚では甘い香りを放ちながら長藤が満開。

それにしても見事な藤棚です。横で無料ガイドさんの話が聞こえてきましたが、どうやらこの藤は1,200年前(平安時代)の日本最古の藤で特別天然記念物なんだとか。日本全国に分布している藤はここの藤の株分けだというお話でした。

藤園は藤のほかにも松やツツジ、竹などがあり、庭園としてのデザインもすてきでお手入れが行き届いていました。ベンチも多く休憩する場所や売店も設置されていて、お天気がいい日には、お弁当を持って緑の中でのんびり過ごすのもおすすめだと思います。

ひと通り園を散策し、お昼も近くなって小腹もすいてきたので売店には何が売っているのかなぁ~と覗いてみることにしました。さすが藤園だけあって藤まんじゅうや藤羊かんなど藤にちなんだものがたくさん並んでいました。

目をひいたのが「藤うどん」という藤色のおうどん(半生乾麺)。「へぇ~、藤を練り込んだうどんなのかな。どんな味がするんだろう?」食べてみたくなってひとつ手に取りレジへ向かうと、レジの脇には同じ藤うどんの生麺が冷蔵庫にはいっていたのでそちらもお願いしました。

春日部・牛島の藤で、迫力の藤の花を堪能し、大満足で帰宅。おみやげに買った藤うどんを早く食べてみたかったので、さっそく夕食でいただくことにしました。
茹で方を見ようと袋の説明書をよく見ると、藤の花も成分もこのおうどんにはまったく入っていませんでした。藤の花にちなんで紫いもを使って藤色に着色したんですって。藤色の紫は紫いもだったんですね。

藤の花ではなかったけど、紫色のおうどんをいただくのははじめて。今日は日持ちがしない生の方のうどんをいただいてみることにしました。うどんは2食分入っていたので、主人と1人前ずつ茹でました。

紫色のうどんといっしょに添えられていた藤うどんの説明書きに、藤うどんに使われている紫いもの効能が書いてありました。
紫芋には、ブルーベリーの成分で知られるアントシアニンという成分が多く含まれていて、肝機能、糖尿病、生活習慣予防、血圧降下作用などに効果が期待できるとか。紫いもの効能って、すごいんですね。
偶然ですが、血圧が高めの私と、血糖値が気になる主人にはもってこいの効果が期待できそうです。

茹で上がった藤うどんはとってもきれいな紫色。冷たい水にさらすと透明に透ける様子は紫水晶のよう。薬味には、すりおろしたしょうがと、ネギとみょうがを添えました。

茹で上がりをさっそくいただきましたが、藤うどんは歯ごたえがすごい。シコシコもちもちでツルッツルです。進化した冷凍うどんや流行りのチェーン店に負けないほどの食感に感動。とっても美味しいおうどんでした。

紫芋の藤うどんもおいしかったけど
私たち夫婦は 紫芋の焼酎 のほうにそそられる(笑)